カメラの基本構造
カメラはレンズと感光材料によって成り立っています。
レンズを通して被写体の像を感光材料にあてることにより、感光材料に化学反応を起こさせて被写体の像を記憶するという構成がカメラの基本となります。
レンズと感光材料の間には暗い箱(暗箱)が存在します。
これは感光材料に被写体以外からの余計な光を入射させないためにあり、カメラにとって重要な役割を担っています。
そもそもカメラとは、その語源はラテン語の「Camera Obscura(カメラオブスキュラ)」からきています。
「Camera obscura」を日本語に訳すと「暗い部屋」という意味になります。
レンズと感光材料と暗箱だけでカメラとしては一応成り立ちますが、被写体の像をより鮮明に記録するためにさまざまな工夫がこらされています。
シャッター | 被写体の光が感光材料に当たる時間を制限する。 |
絞り | 被写体の像を明るさを調整する。 |
ファインダー | 被写体がカメラに収まる範囲を示す。 |
焦点合わせ(ピント合わせ) | 被写体の像をシャープにする。 |
ロールフィルム | 長いフィルムを軸に巻いたもの。1枚撮り終わると杉のフィルムを巻き上げる。 |
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