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2024/04/29 10:32 |
Fナンバーとは
Fナンバーとは

Fナンバーとは、レンズの焦点距離をレンズの径で割った値のことを言い、レンズの明るさを示します。
Fナンバーは「F値」「Fストップ」などとも呼ばれます。

Fナンバー = f/D

f = 焦点距離
D = レンズの径

Fナンバーが小さいほど写真全体が明るくなり、大きいほど写真全体が暗くなります。

Fナンバーはカメラに取り付けたレンズによって調整できます。
Fナンバーを大きくすることで焦点距離が長くなり、焦点距離が長くなるということは同じ量の光を広い範囲に集めることになるため、写真全体が暗くなります。

逆にFナンバーを小さくすることで焦点距離が短くなるため、同じ量の光を小さな範囲に集めることになるため、写真全体が明るくなります。

しかし、焦点距離が長い、つまりFナンバーが大きいほど焦点深度は深くなるためピントが合う範囲が広くなり全体がくっきりした写真が出来上がります。
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2009/03/28 23:56 | カメラのしくみ
レンズ付きフィルムとは
レンズ付きフィルムとは

レンズ付きフィルムとは、フィルム交換をしない事を前提とした軽便なカメラのことを言い、一昔前まではカメラ市場で圧倒的なシェアを築いていました。
(レンズ付きフィルムは、「インスタントカメラ」や「使い捨てカメラ」などとも呼ばれています)

レンズ付きカメラの誕生当時はフィルムのラチチュード(露光寛容度)もそれほど広くなく性能が良いとはとても言えませんでした。
そこでレンズ付きカメラはおもちゃの市場で売り出されていたのですが、富士写真フイルムがフィルム1本分を撮影したら終わりという使い切りの形式にすることで低コスト化を実現し「写ルンです」という商品を発売しました。

「写ルンです」は、観光地など出先で購入でき、即座に撮影できるその手軽さが、消費者に好評を得てヒット作となり、急速に普及していきました。

初めは110判のフィルムを使っていましたが、110判フィルムは下火になってきていたため、1987年に35mm判のISO400のフィルムを使った「写ルンですHi」を発売します。
このあたりから、レンズ付きフィルムの人気は消費者に知れ渡り、他社も追随するような形でレンズ付きフィルムを開発していきました。

そうして、ストロボ、パノラマタイプ、望遠レンズ付き、超広角レンズ付き、防水タイプなどさまざまなバリエーションが登場していきます。

しかし、今日ではデジタルカメラの普及によりレンズ付きフィルムは市場に出回らなくなってきています。
ネガカラーフィルムの広いラチチュードはデジタルカメラにはない特徴ですが、撮影、消去が簡単にできるデジタルカメラの前には霞んでいる状況です。

2009/03/22 17:53 | カメラのしくみ

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